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今日の聞こえは、明日には失われてしまうかもしれない

  • 公開日:2018.03.02
難聴 健康
男性

聞こえが失われてしまうかもしれない…調査によって、英国人の多くが日常生活において聴力を危険にさらしている可能性があることが明らかになりました。耳の鼓膜を傷める理由の一つは、音楽コンサートやスポーツイベント、また大きな騒音を発する機械の操作などからの大音量にさらされることにあります。※本記事は英国サン誌デジタル版に記載された記事を意訳したものです。

 

同調査では、英国在住の成人を対象にした同調査では4人に1人が、日常生活において聴力を無防備に危険にさらしている恐れがあることが分かりました。また、全体の3分の1の人々が、大音量にさらされる際であっても聴力を守る予防措置を全く講じていないことが分かりました。5人に1人は大きな騒音が聴力に及ぼし得る影響について、何も考慮していないと答えました。この調査では、全体の19%が難聴の問題を抱えており、21%の回答者は、「キーン」という高音、「ブーン」または「ゴー」といった低音で聞こえる耳鳴りを経験していることもあきらかになりました。

この調査は、補聴器メーカー・オーティコンによって、英国在住の2,000人の成人を対象に実施されましたた。全体のおよそ4分の3が聴力について耳鼻科医など聴覚の専門家のチェックを受けたことがないと回答しています。

オーティコン デンマーク本社のオーディオロジー(聴覚学)主監をつとめるトーマス・ベーレンス氏は次のように述べています。「難聴を抱える人にとって騒がしい環境は非常に辛いものです。その結果、人付き合いを避けがちになるといったことはよく見られます。」

「難聴は音を聞く力に影響するだけではなく、脳の負担にもつながります。脳は会話を理解するために、(無意識のうちに)さまざまな音を捉え、自分が聞きたい声を聞き分けそして集中しています。さらに他から声が聞こえれば、その会話に即座に集中しなおすことができます。レストランのようなうるさい環境ではこの脳の聞く働きに対し特に負荷がかかります。」

「難聴によって周囲から取り残された気持ちになったり、孤独感を感じたりすることは、潜在的にはストレスや抑うつといった、深刻な健康上の問題へとつながることもあります。」

コンサート

同調査によると、多くの人が日常生活において、聞こえを危険にさらしている恐れがあることが分かりました、参加者の半数以上が、音楽を聴く際は通常音量を上げると回答し、うち全体の28%の回答者は、それが毎日であることを認めています。 そして、5人中1人は、騒音環境で作業を行う際に、耳栓やイヤーマフといった騒音への対策を講じていないことにより、聞こえに影響を与えている可能性があることも判明しました。

回答者の51%は、人の言葉が聞き取れないことが「たまに」あり、41%はもう一度繰り返すか、もう少し大きな声で話すように言うことがあることが分かりました。また大勢の人が話している場所では、半数近くの回答者が会話についていくのに疲れると感じています。

聴力の低下を感じている参加者では、聴力低下で問題として感じることは人付き合いがおっくうになる、集中することが難しく、ストレスを感じることと回答しています。さらに、この調査では全体の3分の1が聴力に不安があることを認め、32%は加齢とともに聴力目に見えて低下していると答えています。

補聴器装用を検討している参加者では、22%が補聴器は目立つのではと感じ、17%は補聴器の大きさが心配であり、そして14%は年を取ったように見られる心配から装用を見送っていると回答しました。

トーマス・ベーレンス氏はこれについて「茶色で大きく、デザインもいまいちだというこれまでの補聴器のイメージが、明らかに補聴器を手に取ることをためらわせてきました。先進の補聴器技術によって、多くの補聴器は小さくてそして目立たず、非常に高速で周囲の音環境の変化に素早く対応できます。オーティコンの補聴器は、脳の持つ聞く働きと調和して機能することでより疲れにくい特長を持っています。弊社の補聴器オープンではこれまでの補聴器とは異なる新たな聞こえの世界をお届けすることができます。」そして 「聞こえは、長い期間を経てゆっくりと低下するため自覚が難しく、見過ごされがちです。そのため理想的には、目の検査と同様に、定期的に聴力検査を受けていただくことをお勧めします。」と結んでいます。


■ 本記事について

本記事は英国the Sunにて掲載された記事を、一般的な情報提供を目的として意訳したものです。本記事のコピーライトは同社に帰属します。本記事内に掲載された名称は、それぞれ各社の商標または登録商標です。また、出典や参照元の情報に関する著作権は、同社が指定する執筆者または提供者に帰属します。

■ 英語版記事はこちらから: HEAR TODAY GONE TOMORROW

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    ヘルシーヒアリング編集局

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